所沢メンネルコールを支える素晴らしい指導者をご紹介します。
指揮・歌唱指導:岩佐 義彦( いわさ よしひこ )
長野県出身。明治大学卒業。
声楽・合唱指導法を二期会の荒木宏明氏に師事、荒谷俊治氏に指揮指導を受ける。荒木宏明氏の勧めで1970年、男声合唱団「東京リーダーターフェル1925」に入団する。以来、45年に亘り音楽面でターフェルを支え、現在、名誉指揮者。田中信昭・小林研一郎・松原千振・大谷研二・堀俊輔・大勝秀也等各氏の練習指揮を務め研鑽を積んだ。
レパートリーは宗教音楽・ロマン派・ドイツ合唱曲・邦人作品・韓国歌曲と幅が広い。特に邦人合唱作品は、明晰な日本語表現と高い音楽性で評価を得ている。近年の主要演奏会は、三木稔氏作曲、混声合唱「レクイエム」のオーケストラ版初演の合唱指揮。日本で初めてベートーヴェンの「第九」がドイツ人捕虜によって演奏されてから100年目に作曲家安藤由布樹氏が編曲した男声合唱版の初演指揮。邦楽器集団「オーラJ」での三木稔氏作曲、邦楽器と混声合唱のための「くるだんど」の客演指揮。海外演奏旅行は、ドイツ・韓国・台湾で10数回に及び、各地で深い感銘を与えた。レコーディングはデンオンレーベルの、「沙羅/信時潔作曲」「壁きえた/新実徳英作曲」を指揮し、その他では「わらべうた/長澤勝俊作曲」「藤堂輝明の世界」「昭和浪漫」等を指揮している。
現在、男声合唱団「所沢メンネルコール」「リーダーターフェル ジルヴァーナー1995」「東京海洋大学・東京女子医大混声合唱団」声楽アンサンブル「コーロアレブリア」等の指揮者を務めている。
ピアニスト:大下 さや香(おおした さやか)
長野県出身。 ドイツ国立ベルリン芸術大学ピアノ科卒業。
イエルク・デームス、クラウス・ヘルヴィヒ、マーティン・ヒュース各氏に師事。在学中より室内楽をはじめオーケストラなどにて活動。マーティン・ヒュース師より学んだ音色の美しさと、室内楽の実践経験に基づく、「共に呼吸を合わせ、共演者と一体化したように感じさせるパートナーとしての役割を重要視した演奏」は共演者に深い感動を与えている。帰国後は、歌とのアンサンブルを中心に活動しつつ、ミュージカルやジャズピアノの分野にも活動の場を拡げている。
2014年7月 の「三木稔メモリアルコンサート」に於ける「混声合唱のためのレクイエム (フルオーケストラ版)」 の初演に際し、練習ピアニストを務め、その正確さと感性の豊さ、そして難曲に苦労する合唱への的確なアシストは合唱団員達に大きな感銘と満足感を与えた。その後、2015年から当団の専属ピアニストに就任。
現在は歌とのアンサンブルを中心に、人の心に沿った演奏を目指し活動中。「所沢メンネルコール」のほか「リーダーターフェル ジルヴァーナー 1995」「東京都庁主税局都税事務所合唱団 樹々」などの専属ピアニストを務めている。